<声を出そう!>

殺陣で一番重要なものは、そう「気持ち」でしたね。「強い気持ち」・「負けない気持ち」・「闘う気持ち」が大事なのでした。ここで「声(息)」は身体の側から気持ち(心)を強くしてくれるもの、かつ強い気持ちが身体を通して外に表れたものと言えるのです。なぜなら息(呼吸)は心と身体をつなぐ役目を持っているものだからです。皆さんもとても緊張したときのことを思い出してみてください。肩が上がって、呼吸がとても浅くなっていましたね。そんなときに意識的に深呼吸を数回行うと、不思議と心が落ち着いて来ませんでしたか?そう、「呼吸が心をコントロール」したのです。ですから古来東洋の芸事(武道、舞踊等)では呼吸が上達の鍵とされてきました。
ここで殺陣における呼吸は「大きく吸って、強く、鋭く吐く」ことが基本となります。それが「闘い」にふさわしい呼吸であるからです。上達した人は声に出さずとも「ハッ」とか「フンッ」と鋭く息を吐けるものですが(「無声の気合い」といいます)初心者である皆さんは「エイッ」・「ヤーッ」で構いませんので、先ず声に出すことを心がけましょう。(殺陣の約束で、声を掛け合うのは安全のための大原則でもあります

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