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アクションを学び始めた当初は「攻撃技(パンチ・キック)」ばかりを練習したくなるものです。何といっても、アクションの醍醐味は「攻撃技」に尽きますから無理もないことなのですが、「受け技」が無くてはアクションは成立しない、ということもしっかりと覚えていてください。ドカン、ドカンとパンチやキックを「ヒット」させ続ける「振り付け」も迫力があって良いのですが、やはりそれだけでは「大味」なのです。その中に、パン、パンと相手の攻撃を払ったり受けたりする「手」を挿入すると、いっそうリズムが「小気味よく」なるというものです。

「受け技」は「攻撃技」よりも身に付け難いものですが、「イケてる」アクションを体現するためにも、是非、自分のものとして下さい!


1.

構え

2.

上段受け

3.

中段受け

4.

下段払い



構え


「基本編>姿勢」で学んだ「立ち方」から両拳をあごの高さに上げ、前方を見つめます(目線が下を向くと姿勢が崩れる)。あごはやや「引きぎみ」にし、脇は閉めすぎず開けすぎず、脇の下に「卵」が入る程度に広げ、「腰の入れ」も腰がガチガチに固まらないよう適度に保ちます。


上段受け


    • 基本の構えで立ち、両拳をあごの前に置きます。その時両「手の甲」を正面に向けます(補足 写真 a )。
    • その上体から腰を切り、体軸を水平回転させ、それと「連動」させながら「受ける手の小指」を「正面の敵の額」にぶつけるつもりで斜め上に突き出します。
    • 結果、前腕が内転(内に捻られる)し、その「前腕の捻り」で敵の攻撃(ストレート 等)を「弾き飛ばす」ことになります(補足 写真 b )。
    • 極め(きめ=フィニッシュ)の時に「踏み脚(受けを出す腕と同じ側の脚)」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに前腕に伝えます。

    • 素早く腰を回転させ、腕を引き戻し、元の構えに戻ります。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に打ち出します。

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約320KB


補足

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(a)
(b)
「手の甲」を正面に
前腕が内転する


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重心の位置

重心は「軸脚 = 受けを出す腕と反対側の脚(写真では左脚)」寄りになります。

写真(a) のように「踏み脚 = 受けを出す腕と同じ側の脚」に重心を寄せてはいけません。ましてやそこで「腰を抜い」ては(写真 b)「プリティーなってしまう」ので止めましょう(笑)!

(a)

(b)

いやん!


意識の持ち方

    自分の顔面に来た敵の「ストレート・パンチ」を、「下から跳ね上げる」意識で行います。


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中段受け(内受け)


    • 基本の構えで立ち、両腕を胸の前で交差させます。その時「これから受ける方の腕」を前側にします(補足 写真 c )。
    • その状態から腰を切り、体軸を水平回転させ、それと「連動」させながら「受ける腕」を「ワイパー」のように身体の外側に向けて回します。
    • その結果、「前腕の親指側の骨」で敵の胸への攻撃(ボディ・ストレート 等)を外側に弾き出すことになります。
    • 極めの時に「踏み脚」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに前腕に伝えます。この時「受ける手」の小指が天井を向く位、さらに前腕を捻ります(補足 写真 d )。
    • この時「受けていない手」は、脇にシッカリと引きつけておきます。

    • 素早く腰を回転させ、腕を引き戻し、元の構えに戻ります。この時、次ぎに「受ける腕」が前側になります。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に払います。

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補足

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(c)
(d)
「これから受ける腕」が前
小指が天井を向く位、
前腕を捻る(外転)


意識の持ち方

    自分の胸に来た敵の「ボディ・ストレート」を、「内から外へ払いのける」意識で行います。


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下段払い


    • 基本の構えから腰を切り、体軸を水平回転させます。その際に体軸を斜傾させ、ダウン・スイングを生み出します。
    • それと「連動」させながら「受ける腕」を、下に向けた「ワイパー」のように身体の外側に向けて開きます。
    • その結果、「前腕の小指側の骨」で敵の腹への攻撃(ボディス・トレート 等)を外側に弾き出すことになります。
    • 極めの時に「踏み脚」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに前腕に伝えます。

    • 素早く腰を回転させ、腕を引き戻し、元の構えに戻ります。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に払います。

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約320KB


意識の持ち方

    自分の腹に来た敵の「ボディ・ストレート」を、「上から払い落とす」意識で行います。


注意

肘を伸ばしすぎない

関節の柔らかい女子の中には、肘が「本来曲がるべき方向と逆の方向」まで曲げられる人がいます。しかし、「下段払い」をする時に力を抜きすぎて(受けの時に適度にリラックスするのは良いのですが)肘が逆の方まで曲がってしまうと、写真の矢印方向に強い力が掛かってしまい、肘を痛める原因になってしまいます。肘は「伸ばしきる直前」で曲げておきましょう。


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