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アクションの「華」といえば、なんといっても「キック」でしょう!高く蹴り上げた脚は舞台空間を「キリッ」と引き締めてくれます。但し「キック」をそれなりに見せられるようになるには長い修練が必要です。根気強く、地道に稽古していきましょう!

「バレエやジャズ・ダンス」の経験のある女子は、少し足の形を変えるだけで、とても見栄えのするキックが出来るようになります。ご自分をアピールする「武器」として、是非、華麗な「キック」を身に付けてください。



構え


「基本編>姿勢」で学んだ「立ち方」から両拳をあごの高さに上げ、前方を見つめます(目線が下を向くと姿勢が崩れる)。あごはやや「引きぎみ」にし、脇は閉めすぎず開けすぎず、脇の下に「卵」が入る程度に広げ、「腰の入れ」も腰がガチガチに固まらないよう適度に保ちます。


足の形


玄舟塾アクションにおける「キック」の「足の形」は、基本的には「つま先を伸ばし、内に丸める」、ダンスで言うところの「ポアント」を用います。

ポアント
ぽわ〜んとしたポアントはいけませんよ!


中国武術や古式の空手では写真(a)のように「足裏で踏みつけたり、かかとで蹴る」足の形がありますし、空手やキック・ボクシングなどの「前蹴り」は写真(b)のように指の付け根の関節(「中足」と言います)で蹴るのが基本です。

(a)
(b)
ダンスや体操では「下駄足」と言って嫌われる足の形ですが、「威力」は抜群です。
赤い部分が「中足

ですが、玄舟塾アクションでは、あくまで「見栄え」を重視し、特に「靴を履いて」蹴ったときの足先の「美しさ」を出すために、基本の段階から「ポアント」をしっかりと意識します。


足先による「見え方」の違い

ポアントの蹴り
下駄足の蹴り

上の写真を見比べてみて、どう感じましたか?「ポアント」の蹴りの方が「綺麗」で「強そう」ではありませんか?但し、物語の設定上「へなちょこな奴が闘う」場合には、わざと足先を「下駄(げた)足」にさせて「へなちょこさ」を演出することもあります(笑)。


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前蹴上げ


    • 基本の構えから「蹴り脚」を引いて準備姿勢を取ります。
    • そこから「蹴り脚」を勢いよく前方に振り上げます。
      (蹴り脚の膝は伸ばしたままにしておきます)
    • 「蹴り脚」と同じ側の腕はバランスを取るために下げます。
    • 「蹴り脚」と反対側の腕は「顔を防御する」ために上げておきます。
    • 蹴った足先はキツイでしょうが「ポアント」を保ちます。

    • 「蹴り足先」が頂点に達したら、脚全体を素早く引き戻し、元の姿勢に戻ります。
    • 同じ脚だけで10回ほど蹴り込んだら、逆の脚に替え、同様に蹴り込みます。

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上体のバランスの取り方

    • 上体は腰から胴体までを一直線にして、やや後ろに傾けます。(写真 c)
    • 背中と腰を凹ませてバランスを取るのは、格好が悪いので止めましょう!(写真 d)

(c)
(d)


狙う場所(意識)

    目の前の敵の「あご」を、下から「蹴り上げる」意識で行います。


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前蹴り


    • 基本の構えから「蹴り脚」の膝を上げ、そこからスナップを効かせて足先を蹴り出します。
    • 「蹴り脚」と同じ側の腕はバランスを取るために少し下げます。
    • 「蹴り脚」と反対側の腕は「顔を防御する」ために上げておきます。
    • 膝が伸び切った状態で「極め」を取ります。

    • 「極め」の後、直ぐさま足先を引き戻し、膝を上げた姿勢に還ります。
    • そのまま、「蹴り脚」を下ろして基本の構えに戻ります。
    • 逆の脚も同様にして、交互に蹴り出します。

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上体のバランスの取り方

    • 上体は腰から胴体までを一直線にして、やや後ろに傾けます。(写真 e)
    • 背中と腰を凹ませてバランスを取るのは、格好が悪いので止めましょう!(写真 f)

(e)
(f)


狙う場所(意識)

    目の前の敵の「鳩尾(みぞおち)」に「突き刺す!」意識で行います。


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横蹴り


    • 足を揃えた「閉足立ち」に構えます。蹴る方向に首を向けつつ「蹴り脚」の膝を上げます。
    • 足の小指側が「刀の刃」になったつもりで真横に押しだし、膝が伸びきった状態で「極め」を取ります。
    • 「蹴り脚」と同じ側の腕は「くの字」に曲げ、肘で脇腹を、拳で下腹部を守ります。
    • 「蹴り脚」と反対側の腕は「顔を防御する」ために上げておきます。

    • 「極め」の後、直ぐさま足先を引き戻し、膝を上げた姿勢に還ります。
    • そのまま、「蹴り脚」を下ろして「閉足立ち」に戻ります。
    • 逆の脚も同様にして、交互に蹴り出します。

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腕のバランスの取り方

「蹴り脚」と同じ側の腕で「脇腹と下腹部を防御する」構えは(写真 g)、初心の内は、なんだか力が入らなくて困惑するものです。そんな人は、蹴りと一緒に「同じ側の腕」を思いっきり「伸ばし」てみることをお勧めします(写真 h)。そうすると全体のバランスも驚くほど取りやすくなりますし、蹴った脚にもグンと力が入り易くなります

(g)
(h)


狙う場所(意識)

    左右の敵の「鳩尾(みぞおち)」を「蹴り抜く」意識で行います。


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足刀(そくとう)

横蹴りの「足の形」は他の蹴りと違って「足刀」を用います。

「足刀」は

  • 「足先を鎌(かま)のように曲げ、その小指側のエッジ(写真 1)で相手を蹴る」足の形をいいます。
  • そして、エッジを強く「効かせる」ために、「足裏を床に向ける」ことが要求されます(写真 2)。
(1)
(2)
赤い部分が「エッジ
足裏は「床」を向く

この足刀が綺麗に決まった横蹴りはとても見栄えのするものですが、逆に足刀が「甘い」横蹴りは「だらしない」印象を与えるものです。ですから、足刀だけを改めて「作る」必要があるのです。方法は下の通りです。


足刀の「作り」

足幅を大きく開き、壁に足刀の小指側(エッジ)を押し当て、その足の形をキープしたまま腰をゆっくりと下ろします。(写真 3)
この時に足の裏は床から離れません。(写真 4)

(3)
(4)

いかがでしょう?慣れない人は、先ず足首が固くて腰を下ろすことが出来ないと思います。足首が柔らかい人でも、膝関節と股関節が痛くて腰が下ろせないに違いありません(笑)。つまり、「足刀」というのは、単に足首だけの柔らかさだけではなく、膝関節、股関節の「柔らかさ」と「連携」をも要求される一つの「技」なのです。


注意点

腰を下ろす時に、写真(5)のように「腰を抜いて」はいけません。これでは、足首〜膝〜股関節の「連携」が途切れてしまいます。腰が高くて構いませんから、できるだけ写真(6)のように「腰を入れて」行ってください。

(5)
(6)
腰の抜けた「作り」
腰の入った「作り」


危険

この「足刀の作り」を行う時には、「勢い」を付けずに、徐々に慣らしながら行って下さい!勢いを付けると、足首・膝関節・股関節が「破壊」されてしまいます。ストレッチの延長だと思って、気長に少しずつ行って下さい。


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内回し(蹴り)


    • 基本の構えから、徐々に「軸脚」側に重心を移しつつ、「蹴り脚」を大きく、円を描くように振り上げます。
    • 蹴り足先は「ポアント」を保ちます。
    • 「蹴り脚」と同じ側の腕はバランスを取るために下げます。
    • 「蹴り脚」と反対側の腕は「顔を防御する」ために上げておきます。

    • 一回りした「蹴り脚」は、素早く、出来るだけ元の位置に下ろします。
    • 逆の脚も同様にして、交互に蹴り出します。

アニメはこちら|


上体のバランスの取り方

    • 上体は腰から胴体までを一直線にして、やや後ろに傾けます。(写真 i)
    • 背中と腰を凹ませてバランスを取るのは、格好が悪いので止めましょう!(写真 j)

(i)
(j)


狙う場所

    目の前の敵の「両頬(あご)」を、左右の足で「ビンタ」するような(笑)意識で行います。


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