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アクションを構成する「攻撃技」のほとんどが、ここでご紹介する「パンチ」です。ですから、先ず、「パンチ」を格好良く撃(う)てるようになるのが、アクション上達の第一歩といえるでしょう。

女の子の中には、まともに「げんこつ」すら握ったことがない人も多いでしょうが、基礎からしっかりと繰り返せば、きっと「男子も顔負けのパンチ」が撃てるようになります。どうか頑張って下さい!



構え


「基本編>姿勢」で学んだ「立ち方」から両拳をあごの高さに上げ、前方を見つめます(目線が下を向くと姿勢が崩れる)。あごはやや「引きぎみ」にし、脇は閉めすぎず開けすぎず、脇の下に「卵」が入る程度に広げ、「腰の入れ」も腰がガチガチに固まらないよう適度に保ちます。

背中は、「脇の開き」とも関係しますが、肩胛骨が外に広がるように保ちます(写真 a)。但しボクシングの構えのような、「極端に背中を丸めた姿勢(写真 b)」は取りません。これは、玄舟塾アクションではキックを多用するため、背中を丸めすぎてはバランスが悪くなるからです。

(a)
(b)


拳の握り方


拳は小指側から順に握り込んで行き、最後に親指で、人差し指と中指を押さえます。

よく女の子が、下の写真のように親指を内に握り込んでしまうことがありますが、これはいけません。

女の子握り(笑)

拳が人や物に当たる場所は(アクションでは当てませんが)下の写真のように、人差し指と中指の付け根の関節です。ここを「拳頭(けんとう)」と言い、実際には当てないアクションに置いても、十分に意識されなければならない場所です。

赤い部分が「拳頭」

「拳頭」が十分に意識されたパンチは、下の写真のように、目標に対して「前腕・手首・拳」が一直線になって向かいます

ですが、「拳頭の意識」の甘い特に女子などは、下の写真のような、手首から先が折れ曲がったパンチになりがちです。そうならないためにも、基本の段階から「拳頭の意識」をしっかりと作っていきましょう!

必殺! 猫パ〜ンチ!


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狙う場所(意識)


正しい技を習得するためには、その技が持つ本来の目的通りに練習するのが先決です。
つまり、ストレートなら相手の顔、ボディストレートなら相手の腹を狙って殴る練習をするというわけです。但しこれは練習が進むにつれてアクション用に「変換」されなければいけないことですから、なんだか無駄なような気もしてきますが、最初から相手に「当てない」ように、「外す」ように基本を作っていきますと、体軸や目線が崩れていかにもウソっぽい技が完成してしまいます。基本の段階では目の前に敵を想定して、その敵の急所を正確に殴る意識で練習をして下さい。

急所の一つ「あご」


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体軸の水平回転


「玄舟塾アクション」で用いられるパンチは「体軸の水平回転」を基に構成されています。皆さんも下の写真のように長い棒を担いで「ツイスト運動」を行ってみてください。棒が床と並行しながら回転できれば合格です。これは簡単そうで、実は以外と難しい運動です。殆どの人が、顔がうつむいたり猫背になったりで、棒が床との水平を保てません(軸がぶれる)。友達同士で確認仕合いながら、スピードを上げても軸がぶれないようになるまで練習して下さい。

軸の水平回転が出来るようになったら、次は「ダウン・スイング」、「アッパー・スイング」を練習します。体軸を曲げずに(うつむいたり猫背にならずに)棒の先端を斜め下(ダウン)と斜め上(アッパー)に向けて回します。この時、いきなりハイスピードで行っては腰と背中を痛めてしまいますから、徐々に身体を暖めながら、ストレッチをするような感覚で行ってください。身体が十分慣れてきたら少しずつ回転のスピードを上げていきます。


スイングとパンチの対応

下の写真は各スイングに対応したパンチの例です。「体軸の回転が技の基本になっている」ことにガッテンしていただけると思います。

ツイスト・並行
ダウン・スイング
アッパー・スイング
ストレート・パンチ
ボディ・ストレート
アッパー・カット


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ストレート


    • 基本の構えから腰を切り、体軸を水平回転させます。
    • 腰から生まれた力を肩に伝え、肘〜拳へと鞭のようにその力を伝えながら、正面あごの高さに拳を突き出します。この時拳は徐々に「内側に捻り込んで」いきます。
    • 極め(きめ=フィニッシュ)の時に「踏み脚(パンチを出す腕と同じ側の脚)」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに拳に伝えます。この時に、手の甲が上を向くまで拳を捻り切ります(補足 写真 1 )。

    • 撃ち終えた後は、素早く腰を回転させて元の構えに戻ります。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に撃ち出します。

アニメはこちら
約320KB


補足

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(1)
手の甲が上を向くまで
拳を捻り切る


狙う場所(意識)

目の前の敵の「あご」を「撃ち抜く」意識で行います。

狙うは「あご」!


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重心の位置

重心は「軸脚」寄りです。「軸脚」とは、この場合「パンチを出す腕と反対側の脚(写真では左脚)」になります。この「軸脚」で身体をしっかりと支えるのです。

写真(a) のように「踏み脚(パンチを出す腕と同じ側の脚)」に重心を寄せてはいけません。ましてやそこで「腰を抜い」ては(写真 b)「可愛くなってしまう」ので止めましょう(笑)!

(a)

(b)

うふ!


注意

1.膝を伸ばしきらない

前に「踏み脚」は「つま先で床を踏み込む」イメージで「突っ張る」と書きましたが、その際、膝を伸ばしきってはいけません。膝を伸ばしきると、結果的に腰が上下してしまい、ダンスのようになってしまいます。


2.肘を伸ばしすぎない

関節の柔らかい女子の中には、肘が「本来曲がるべき方向と逆の方向」まで曲げられる人がいます。しかし、パンチを撃つ時に力を抜きすぎて(パンチを撃つ時に適度にリラックスするのは良いことですが)肘が逆の方まで曲がってしまうと、写真の矢印方向に強い力が掛かってしまい、肘を痛める原因になってしまいます。肘は「伸ばしきる直前」で曲げておきましょう。


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ボディ・ストレート


    • 基本の構えから腰を切り、体軸を水平回転させます。その際に体軸を斜傾させ、ダウン・スイングを生み出します。
    • 腰から生まれた力を肩に伝え、肘〜拳へと鞭のようにその力を伝えながら、正面斜め下(相手の鳩尾(みぞおち))に拳を撃ち下ろします。この時拳は徐々に「内側に捻り込んで」いきます。
    • 「極め」の時に「踏み脚」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに拳に伝えます。この時に、手の甲が上を向くまで拳を捻り切ります(補足 写真 2 )。

    • 撃ち終えた後は、素早く腰を回転させて元の構えに戻ります。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に撃ち出します。

アニメはこちら
約330KB


補足

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(2)
手の甲が上を向くまで
拳を捻り切る


狙う場所(意識)

    目の前の敵の「鳩尾(みぞおち)」を「撃ち抜く」意識で行います。


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フック


    • 基本の構えから一度外側に少し腰を切り、その時に肘を約90度に折り曲げ脇に構えます。
    • そこから体軸を水平回転させ、前腕を床と平行にしつつ体軸の回転に乗せて横から振り出します。
    • 拳が正面に来たら「極め」を取り、「踏み脚」のつま先をグイと踏み込んで、「床からの力」をさらに拳に伝えます。この時、前腕と手首が一直線になるよう力を入れ、手の甲を上に向けます(補足 写真 3 )。

    • 「極め」の後、撃ち終わった前腕を素早く「立て」て腰の回転と共に元の構えに戻します。
    • 逆の手も同様にして、左右交互に撃ち出します。

アニメはこちら
約340KB


補足

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(3)
前腕と手首が一直線になるよう、
手の甲を上に向ける


狙う場所

目の前の敵の「両頬(あご)」を「撃ち抜く」意識で行います。


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