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アクションを学ぶ第一歩目は何といっても「正しい姿勢」作りからです!それは姿勢が全ての技の基礎・土台となるからです。外見が立派で尚かつ頑丈な建築物を建てたかったら、先ず土台を強固に作らなければいけません。それと同じで、見た目が格好良くどんなに激しく動いても崩れない確かな「技」を身につけたかったなら、第一に「姿勢」を学ばなくてはいけないのです。このページで「正しい姿勢」をしっかりと理解してから次ぎのステップに進んでください。
1.立ち方 2.腰の構え立ち方足幅を肩幅より少し広めに取って、重心が左右に偏らないように真っ直ぐ立ちます(写真 a)。腰を僅かに反って、前後の重心が「両足の内くるぶしを結んだ線」よりやや前寄りに落ちるようにします(写真 b)。足腰はぐらつかないように適度の緊張を保ちますが、上半身はリラックスさせ、天井から頭を吊られるようなイメージで「スッ」と立ちます。
そのまま両拳をあごの高さに上げれば、アクションの基本の構えになります。
腰の構え腰を反る(入れる)正しく「立つ」ためには「腰の構え」がとても重要です。「腰の構え」が崩れたままではどんなに練習を積んでも効果は上がりません。玄舟塾の基本で重要な「腰の構え」とは、すなわち「腰を反る(入れる)」ことです。(実際には、玄舟塾のレッスンで「腰を反って!」と指導すると背中まで反ってしまう生徒が多いため、「腰を入れて!」という言葉で統一しています)「腰を入れる」とは、「仙骨(骨盤中央の骨:背骨との接合部)を身体前方の斜め下に押し込む」ことを言います。そうすると下の写真をご覧になってお分かりのように、仙骨上端と腰椎下端が「くさび」状に凹み、少し腰を反った姿勢になります。が、腰から上は天井から吊り下げられたかのように、楽にリラックスしたままの状態を保ちます。これが正しい「腰の入れ」で、この腰を保ったまま運動をすると、下腿の運動がダイレクトに上体に繋がり、なめらかでしかも力強い運動が可能になります。
現代格闘家で「腰の入っているNo.1」と言えば、真っ先に「K-1」の「アーネスト・ホースト」選手の名前が挙げられます。でっかい「くさび」を打ち込まれたかのように凹んだ仙骨上端と、いかにも楽そうにスッと立ち上がった上体は、正に「腰の入れ」の完成形と言えるでしょう。しかし、皆さんがいきなりホースト選手の真似をしたなら間違いなく腰を痛めてしまいます。日頃の筋トレとストレッチを毎日コツコツと積み重ねて、「強靱な腰」作りを目指しましょう!
悪い腰正しい腰の構えを説明した後は、「やってはいけない」腰の構えをご説明しましょう。下の写真左側は昔の「軍隊方式」で、一見すると腰が反っているために「腰の入れ」と見間違え易いですが、背中を必要以上に反らせているために上半身が緊張し過ぎています。これでは滑らかで俊敏な動きはできません。また右側の写真は若い皆さんに多く見受けられる「腰が抜けた状態」つまり「腰抜け」です(笑)。「緊張し過ぎていない」という点では「軍隊式」よりもマシ(?)かもしれませんが、如何せんこれでは「力強い動き」も「俊敏な動き」も望めません。
見た目また「腰の抜けた姿勢」というのは、いかにもだらしなく、弱々しく見えます。下の写真を見比べてください。まさか右の「腰抜けパンチ」を格好良いと感じる人はいないと思います。
力強さ腰の入った姿勢が「力強さ」でも勝っている、ということを証明するテストをしてみましょう。下の写真のように「腰を入れたパンチ」と「腰を抜いたパンチ」の二つの体勢を取って、パートナーの「押し」にどちらが「より踏ん張れるか」を比べてみます。明らかに腰を入れた方が「踏ん張れる」はずです。
補強それでは「正しいフォーム」と「腰の構え」を作る「補強」をご紹介します。それはパンチの姿勢を取って「壁を全力で押す(固い壁にはタオルなどを当てて拳を保護する)」という、いたってシンプルなものです。壁を押しながら「腰の入れ具合」を少しずつ調整していきますと、ある角度で「後ろ足のつま先から、壁を押している拳の先まで、一本の針金が通ったようなシャープで力強い力感」が生まれます。その状態が理想のパンチ・フォームであり、その時の「腰の入れ具合」があなたにとって最適の「腰の構え」なのです。
補足功夫(かんふー)系の立ち方には「肛門を引き締め、おへそに向かって突き上げる」ようにする「腰の構え」があります(提肛)。これは第二の「腰の入れ」とも言うべき重要な構えで(この腰の構えの方を「腰を入れる」と定義している武道家、舞踊家も多い)、非常に強力な身体運用を可能にするものです。皆さんには少し分かりにくいと思いますが、先の「腰抜け」と混同しないように注意してください。 (例:功夫を練習している人に向かって「それ、腰抜けですよ」と言う・・・恐)
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